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以下、黒住教機関誌「日新」平成20年1月号より転載

 平成二十年を迎えて
 教務総長  田中 愼壱朗
 
 明けましておめでとうございます。
 お道づれの皆様には、佳き初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 皇紀二千六百六十八年、平成二十年の年頭に当りご挨拶申し上げます。
 ただ今教団は、二つの大きな目標に向かって力強く歩みを進めています。 一つは、平成二十五年に執り行われます第六十二回「伊勢神宮式年遷宮」へのご奉賛であります。 昨年六月に、第二次「お木曳行事」の“大トリ”を有り難くつとめさせていただいた感動は、未だに消えてはいません。 さらに“ありがとうございます運動”を通しての奉賛金も着実に伸びてきており、お道づれの皆様の熱い誠の現れとまことに有り難く尊く思います。
 二つ目は、平成二十六年の「立教二百年大祝祭」を有り難く迎える準備の歩みであります。 昨年までは、ウォーミング・アップ態勢でありましたが、いよいよ平成二十年代に入り、具体的目標の設定、そして実動段階を迎えました。
 平成二十年は「戊子」の年です。
 教祖宗忠神は、ご承知のように安永九年(庚子)、十一月(戊子)、二十六日(庚子)の年月日にすべて子のつく日にお生まれになりました。
 古来、「子」の年は、ものが生まれかわるとき、新しく始まる年といわれてきています。
     天照らす神の御徳のまさるとし
        いく末ながく子こそつよかれ(御歌七号)
 この御神詠は、教祖様ご自身の子年にかけて、子は十二支の始まりであり、天地の根元をなすものとされていますから、ご自身をはじめあまねく子の人たちよ、強くありなさいという意とうかがえます。
 皆様方と共々に私たちは、教祖様の御教えをいただいて、よりよく生きるための学びと御瀬踏に習い、おかげをいただこうと実践に励んでいます。 教祖様の御教えの底に流れているもの、それは「元を大切にする」ということと、物事に「こだわらない、とらわれない」生々躍動する人生観に満ちあふれておられます。
 この「子」年精神をバックポーンに私たちは立教二百年を目前にして、平成二十年代を歩むということは何も事新しいことをするというのではなく、先の「ご告諭」にお示しの如く教祖様のご立教の精神に立ち返り、お道づれ皆様ご自身の信仰を見つめ直すということであります。
 そこで本年から、立教二百年の平成二十六年に「お導きいただいて二百年 教祖様、ありがとうございます」と全国のお道づれが感謝の誠を捧げられるように修行目標を次のようにいただきました。 すなわち、

平成二十年〜二十一年の修行目標
 「深めよう、教祖様とのご神縁」 -教祖様とご先祖様とのご神縁-
 私たちは、霊祭りをつとめるときは、教祖様に祖先の霊を幸せに導いて下さいと祈りを捧げます。 このことをご先祖様がお喜び下さること間違いなしと信ずるからであります。 こうしたご先祖への思いを、日々の感謝の祈りとともに、いろんな形で教祖様とご先祖様とのご神縁を強めるべく祈りを結集する行事を執り行ってまいらねばと考えています。

平成二十二年〜二十三年の修行目標
 「広めよう、教祖様とのご神縁」 -教祖様と私たち道づれとのご神縁-

 教祖様の歩まれた道そのものが、私たちがよりよく生きるためのお手本であります。 心を養うべく昨年から開講しています“養心塾”や通信講座の中に身を置き自らを一層高めると同時に、「いのち」や「心」の絆の強い故郷を離れている家族や親族・友人に、教祖様との「ご神縁むすび」を心がけ、お導きしていただきたく思います。

平成二十四年〜二十五年修行目標
 「強めよう、教祖様とのご神縁
 教祖様とのご神縁をいただき、日々尊いご神徳によって生かされていることを思うとき、おのずとわが家に神様をお祀りし、報恩感謝の真心を捧げ祈ることは、信仰の基本です。
 家庭の“心の柱”である御神前を正しくお祀りし、家庭-教会所-大教殿へと直結する信仰こそが教祖様と強くつながるお道づれとしての信仰のあり方です。
 
 私たち道づれが、教主様という素晴らしい指導者のもとで、初心にかえって教祖様の御教えを学び直し身に修めて、平成二十六年には「お導きいただいて二百年 教祖様、ありがとうございます」と心からお礼と感謝の誠を捧げられますよう、そして御教えに誇りを持ち、積極的なお道づれとしての大道を歩まれんことを切にお願いし年頭のご挨拶といたします。